寺嶋一也 好調を生んだマインドセット

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オープン戦で負った怪我の影響で戦線離脱となるも、復帰後、チーム初の東地区月間MVPを獲得した寺嶋選手に好調の秘訣や、前半戦を終えたチームの状況について伺いました。
※取材日:2021年7月27日


■新体制での戦いが始まって半年。チームの雰囲気はいかがですか?
また、自身のマインドに変化はありましたか?


とても明るく、ポジティブな雰囲気が特徴的なチームです。
負けてもしっかりと気持ちを切り替え、次の試合に向けて万全の準備ができる選手が多いと思います。

ジョニー監督に「野球は楽しくやれ」と教わり、1打席とか2打席打てなくても気にしすぎないようにして、次打てばいいという気持ちになりました。 それによって野球が楽しくなりました。野球が楽しいと上手くなりたいと思うようになり、向上心が今まで以上に出た気がします。




■現在、本塁打4本 打率.333と昨シーズンを上回る成績ですが、昨年と変わったところはありますか?

一番変わったのは体重です。昨シーズン82kgだった体重を87kgまで増やしました。 増やそうと思ったきっかけは、秋季キャンプで小山田コーチに「体は重要だ」と言われたことでした。そしてオフシーズンからウエイトトレーニングと食事にすごく気を付けるようになり、今、その効果が現れていると思います。
具体的にはタンパク質と炭水化物をしっかり摂っています。今まではウエイトトレーニング後、プロテインだけでしたが、「プロテインと炭水化物を一緒に取ることで筋肉を大きくすることができ、最大出力が上がる」と教わったので今でもずっと気を付けながらやっています。




■OP戦での怪我で練習生契約となった時から復帰までの心境は?

怪我したときは素直に「やっちゃったな」と落ち込みましたが、怪我しているからこそできるトレーニングや身体づくりを小山田コーチに教わったので、「そういう期間にしよう」とプラスに捉えました。 小山田コーチはまさに向上心の塊で、いつも刺激を受けているんです。


■怪我を乗り越え、6月は.385をマークし、チーム初となる東地区月間MVPを獲得
調子が上がり始めたきっかけはありますか?


5月9日の栃木ゴールデンブレーブス戦がきっかけでした。対戦相手の西岡剛選手に打撃について相談したら「バッティングを見ていると悪いところはないから、気にしすぎだ、考えすぎが一番よくない」と言っていただいて、「自分の考え方で打撃をダメにするのではなく、もっとポジティブに前向きにやろう」と思うようにしてから成績が伸びました。僕にとって西岡さんはテレビで見ていたスーパースターで、そんな西岡さんに言われたので自分の中にスッと入ってきました。


■後半戦見てもらいたいところを教えてください。

試合を最後まであきらめないプレースタイルを見てもらいたいです。
1塁までの全力疾走を見せます。点差があっても絶対に全力で走るので見ていただきたいです!




■ファンの皆さまへメッセージをお願いします。残り試合少しですが、まだまだ優勝を狙えると思っています!

自分がしっかりとチャンスで打って試合を決められるように頑張りますので、最後まで熱い声援よろしくお願いします!優勝します!

寺嶋 一也

てらしま・かずや 
1997年6月6日生まれ/茨城県守谷市出身/右投左打/177センチ、86キロ/守谷高校

カテゴリ:ファンクラブ限定ニュース
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