坂田将人 復活のマウンド

このページはファンクラブ会員様限定で公開しています。
非会員の方への転送やSNSへの掲載はお控えください。

2010年ドラフト5位で福岡ソフトバンクに入団するも、度重なる故障・手術で2017年に戦力外に。栃木ゴールデンブレーブスで3年間練習生としてトレーニングを続け、今季より茨城アストロプラネッツに同じく練習生として入団した。
3月には5年半ぶりの実戦のマウンドへ上がり、その後選手契約を勝ち取った。
怪我を乗り越え、マウンドへ戻ってきた28才左腕の今季にかける思いとは--



―マウンドで頭に浮かんだのは、お世話になった方々
トレーニングはずっと継続してきたので、野球をやるための体はちゃんとできていました。それがやっと野球の動きに繋げられる状態になったなと感じますね。

実戦で投げたのは、2015年秋以来の5年半ぶり。本当にたくさんの方のおかげでここまで来られました。怪我の治療でお世話になった方や両親、ファンの皆さんなど、ずっと応援し支えてくれた方々のことを思いながら投げました。「投げることができました」と報告し、喜んでくれた方はたくさんいましたし、ファンの方々もSNSでメッセージをくれたりと周りからの反響もありましたね。怪我をしてからもずっと応援し続けてくれた方もいて、そういった方々に投げている姿を見てもらえたのが嬉しかったです。


3月16日(日)日本ウェルネス大学戦@笠間市民球場


―課題が生まれることが嬉しい
ピッチングの感触は、久しぶりにしては良かったと思います。もちろん良かった時と比べれば球のスピードは落ちていますが、実際にバッターが立ったときどう投げるかというような「試合感」は、自分の中でイメージしていたものと違わなかった。間は空いてしまったけれど、しっかり準備して来られたなと感じました。

やっぱり試合で投げてみると課題も出てきましたが、それも嬉しいことですね。今までは怪我と戦ってきましたが、やっとバッターの反応を見て野球をするおもしろさを実感しました。


4月4日(日)栃木ゴールデンブレーブス戦@ノーブルホームスタジアム水戸


―僕が良くなればチームが強くなる
ファンの人たちにとってはもちろんチームが勝つことが一番だと思うので、まずはそこが大事。1試合1試合勝つことを目標に戦っています。ミーティングで松坂コーチがよく言っているのが、「自分が良くなったらチームが強くなる」。自分の技術を伸ばすことがチームへの貢献に繋がると思います。

試合感はどんどん良くなってきているので、あとはどういう場面で使ってもらえるか。中継ぎなので急に登板機会が回ってくることもあり、短い時間で準備しなければいけないこともあります。今までは先発だったのでそういう経験をするのは新鮮な気持ち。勝つための場面で1試合でも多く投げられたらいいなと思いますね。


―応援してくださる皆さまへ
独立リーグチャンピオンを目指し、今年一年しっかり怪我無くやりきれるよう頑張りますので、1試合でも多く球場に足を運んでいただけたら嬉しいです。応援よろしくお願いいたします!

坂田将人

さかた・まさと 
背番号47/1993年3月12日生まれ/福岡県出身/左投左打/175センチ、75キロ/祐誠高校 – 福岡ソフトバンクホークス – 栃木ゴールデンブレーブス

カテゴリ:ファンクラブ限定ニュース
ページの先頭へ